はじめに
12月4日(日)、滋賀県にある総本山三井寺で開催中の今市子展に行ってきました。
引用:https://ima-ichiko.jimdosite.com/
最終日ぎりぎりの滑り込みです。
とても良かったので再・開催祈願もかねてレポを書いていきます。
原画展について
「今市子展」と銘打ってますが、展示は『百鬼夜行抄シリーズ』オンリーでした。
もちろん『百鬼夜行抄シリーズ』オンリーでも見ごたえ十分でしたが、今市子先生の作品は『砂の上の楽園』とか『岸辺の唄シリーズ』も良いのですよ。
閑話休題。
仁王門を抜けてすぐ、今市子展の看板がありました。
百体観音の展示と並べられている……👀
そもそもね、お寺で漫画の原画展とかすごくないですか!?
『百鬼夜行抄シリーズ』だからこそできることだと思います。
展示自体は国宝である金堂内部でやってるので、入山料さえ支払えば展示も見れます。
本当にこの中で仏像と並んで展示されているんですよ……。
残念ながら内部は写真撮影禁止だったのですが、各種公式アカウントが内部の様子をTwitterであげてくれています。
金堂内でやってる「今 市子展 〜冥界への道ゆき〜」は12月4日迄べん( ^ω^ )
— べんべん (@miidera_benben) 2022年12月1日
なかなか観ることの出来ない今市子べんの原画など多数観る事ができ当然購入する事も出来るべん(๑>◡<๑)
ファンじゃなくても知らなくても綺麗な絵の世界に引き込まれるべん(*´∇`*)
ついでにべんべんを探せべん( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/fqRXP1NMfH
※「べんべん」は三井寺広報僧です
今市子展、本日が最終日となりました。
— ギャルリーオー (@GalleryO_JAPAN) 2022年12月4日
滋賀県大津市 総本山 三井寺 金堂内にて。
寒いので足元も暖かくしてお越しください。 pic.twitter.com/vB0OqCG4jq
この原画が飾られている真後ろに国宝級だと思われる仏像が普通に鎮座していました。
たぶん原画展の開催を知らず、普通に三井寺に観光に来た方はびっくりされたでしょうね。
そして原画展の感想なんかを少しばかり。
今市子先生はPCすら所持しておらず未だにオールアナログで原稿を仕上げているそうです。(百鬼夜行抄28巻 巻末マンガより)
今回の原画展ではホワイトの名残やデジタルでは出ない書き味のようなものを感じることができました。
特にカラー原稿は水彩画のようで本当に美しいの一言。
お寺という静謐な雰囲気にもとても合っていました。
グッズ
残念ながら図録と濃厚ミルククッキーは完売してました😢
なぜミルククッキーがそんなに人気……?と少し不思議だったんですが、クッキーに尾白と尾黒のイラストが入ってたみたいです。
それは欲しい!
しかしながら無いものはしょうがないので残っているグッズを買いあさりました。
図録、キャラクタークッキー、カレンダー、まあここまでわりと定番のグッズですよね。
しかし問題はこの先です。
和 蝋 燭
もう一度言います。
和蝋燭です。12本入りです。
しかも「パッケージだけ百鬼夜行抄のイラスト使いました~まあ中身はそんなに気にしないで☆」みたいな適当なグッズじゃない。
『近江手造り和ろうそく 大與』の職人が丹精込めて作ったろうそくです。
優しい乳白色の色合いや手触りだけでもう高級品だと分かります。
購入したものの私のような庶民には使い道がまったく思いつかない……。
しかし百鬼夜行抄という作品にはこれ以上なくマッチしますね。
これを今回のグッズにしようと考えた人天才。
まあいつか百物語なんかを開催したいと思います。(適当)
最後に
実は三井寺で開催される前、7月に越中一宮髙瀬神社でも今市子展やってました。
しかしなにぶん開催期間が短かった……!
こちらは行けなかったので、今後ともぜひいろんな神社仏閣を巡って原画展やって欲しいですね。